まめまめ伊那谷日記

無自覚な習慣に思う

森達也氏が2008夏号「通販生活」に寄せていたエッセー。トイレから出た時に森氏は手を洗わないそうです。手を洗わなければならないという「無自覚な習慣に無自覚に埋没したくない」からだそうです。森達也著「世界が完全に思考停止する前に」(角川文庫)でも読んだことがありました。「ぼくのオ○○○○はきたなくない」という題名でした。

「国立少年自然の家」http://miki2188.blog47.fc2.com/blog-entry-136.htmlに泊まった時、「朝のつどい」と「夕べのつどい」というのがあったんだけど、それは私たちが参加したイベントの主催者の方が主催するものではなく、国少側の方が主催する時間で「ご自由に参加下さい」という時間だった(と、参加してみて知った)。
国少側の方からの簡単な朝の挨拶に始まり、「国旗と国少旗を揚げるので揚げたい人はいますか。」と聞く。子どもたちは昨日の楽しい続きだと思うので「揚げたい揚げたい・・・。」となる。
次女が、お友達になった子と「揚げたい」、というので「じゃあ揚げてみたら、でも日の丸はやめてね、国少の旗にしな。」って私。子ども数人で国旗と国少旗を揚げる。喜んで揚げている子どもを喜んで写真に撮る親御さんがいる。
その間、「黙祷して下さい。」と国少の方が「君が代」のカセットテープをかける。

これって(旗を揚げるのと君が代を流す)「国旗国家法」が成立してから?1999年から?ってすごく気になって、国少側の人に聞きたかったんだけど聞くチャンスを逸した。
国の施設だから、国旗も国歌もあるだろう。学校関係の参加が多いのが国少。学校関係はその「つどい」への参加は自由なのか、など気になった。

子どもが旗を掲揚すること、君が代を流すこと、旗を揚げる子どもを親がにこやかに見守ること、それが無自覚な習慣ならば、「国少の旗にしな。」と子供に言うのも「無自覚な習慣に埋没」しているのかもしれない。

元幕僚長も無自覚な習慣の中にいたのかな。

伊那市長がJR東海にリニアモーターカーのルートに関して要請を出したとか。
(「リニア中央新幹線」の誘致に向けて、県と県議会、関係自治体などでつくる「リニア中央エクスプレス建設促進長野県協議会」(会長・村井仁知事)市長は協議会のメンバーだそうだ)
男の人たちは切ったり貼ったり掘ったりが好きなのか。
私は、リニアが通ることなんか全然望んでいないのに、市長が要請をするってことはあたかも伊那市民全体の意向に取られるんだろうか。でも。あぁ、また市長さんがやってるんだな、って黙ってしまう。これも「無自覚な習慣」なのかな。しかるべき団体が「リニアは通るの望んでません。」っていう要請を出してくれないかなぁ。

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