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まめまめ伊那谷日記

「ヒバクシャ 世界の終りに」

上映会持ち寄り
去年1月、「六ヶ所村ラプソディー」(2006年鎌仲ひとみ監督)
http://www.rokkasho-rhapsody.com/index2の上映会を行った実行委員+有志が集まり、
「ヒバクシャ 世界の終りに」(2003年同監督)
http://www.g-gendai.co.jp/hibakusha/index.htmlを観た。

夜7時集合、一品持ち寄り。(写真)
3年前にテレビを辞めてから、同時にDVDやビデオを観る環境もなくなってしまったので、こんな機会は私にとってとても貴重だ。

98年イラクを訪れた鎌仲監督が、イラクの少女との出会う。湾岸戦争で、アメリカによる劣化ウラン弾が使われその影響により白血病やがんに苦しむ人々。そして経済制裁により、薬さえも入って来ず満足な治療も受けられない。あまりにも不条理だ。子どもにとってこの不条理さえどこにも訴えようがないのがますます不条理だ。澄んだ瞳がせつない。そして2003年、再びアメリカによるイラク侵攻(日本も無関係ではない)。
さらに映画は広島で自ら被爆しながらも、低線量被ばくの危険を訴えてきた肥田医師(85歳)とともに、50年以上プルトニウムを作り続けてきたアメリカのハンフォードの深刻な核汚染へと。ここは、周辺住民には全く知らされず、「原子力発電所」の陰でそれは行われていた。映画の最後はチェルノブイリの事故と日本での発病の関係。そして六ヶ所村へと繋がる。

実行委員の中にはチェルノブイリ救援・中部http://www.debug.co.jp/ukraine/に関わる小牧さんや原さんがいる。菜の花プロジェクトで、原さんはナロジチから帰国したばかりだ。
上映の後、みんなでごはんをいただきながら感想や地域のごみ焼却場(先日候補地が決まったが、そこは「川下り米」を支える水源地でもある)の話などする。

映画の中のハンフォードの大きな農園主の言葉。
「核汚染は関係ない。植物には問題ない。問題なく育つ。忘れるさ。忘れられるさ。家族の病気は心配だけど。」

私は、こんなに便利で忙しくて効率的な世の中に生きていて、車にも乗り、PCや携帯を持ち、その上、安全なものを食べたい、無農薬で除草剤無しでと、そんな手のかかる重労働を作ってくださる人に望む。虫のいい人間だ。でも、今のところ、「お金を出せば買える。」これも「今のところ」の話だ。
それしか食べるものがなく、他にどこへも行けないのなら、放射能汚染だろうと遺伝子組換えだろうと、食べるしかない。自分の命を繋ぐために。子どもたちにもだ。
農夫の「忘れるしかない。」という言葉が痛く響く。
(ハンフォードで収穫されたじゃがいもはファーストフード用に加工され、主な輸出先は日本だそうです。映画の中では豊作なトラック山積みのりんごが映りましたが加工されて日本に輸出されるのでしょうか。日本以外に・・・どこ?欧州は自給率100%以上の国もあるし。)
イラクでは、子どもたちが、劣化ウラン弾の影響で汚染されていると思われる水を飲み、水浴びをするシーンが。核のつけが、罪のない子どもたちやまっとうに働き土と共に生きる人の上にのしかかる。

六ケ所村で起こっている現実。まさに「世界の終り」を予告するのだろうか。

もう少し、大きな会場で上映会ができたら良いと思います。なるべく近いうちに。
六ケ所村の核処理工場の本格稼働は迫っています。

それから、購入したまま観ていないDVDを観る会も開きたいです。
Iさん、その節はまたプロジェクター一式お借りします!

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